• アメリカ研修で学んだことが
    自分の最大の武器。

    影澤 慎治
    SHINJI KAGESAWA

    平成16年入社
    新事業開発部 技術営業職

  • 入社後の仕事内容は?

    入社してからはじめの1年間は工場で研修を実施し、2年目に本社営業部へ配属となりました。上司から10社ほどお客様を引き継ぎ、2回目の訪問からはすべて自分に任されました。

    営業先は半導体・液晶・ケミカルメーカーの購買部や調達部、技術部、製造部のお客様。会話の中からお客様の製造工程を探り、「どんなニーズが、どんな時期に発生するか」を学びました。タイミングよく製品案内をすることで受注につながりますが、もちろん競合他社も同じことを考えています。相手を出し抜こうとスリリングな頭脳戦を繰り広げました。

    今思いだすと、ロクに自社の製品知識もない自分が良くあれだけの営業をしていたなと、冷や汗をかきます。

  • 印象に残っていることは?

    2008年に、1ヶ月のアメリカ行きを命じられたことです。新規事業の柱のひとつとなる、高純度銅メッキ液の製造工程を学ぶための研修でした。西海岸シアトル市の東290kmにあるモーゼスレイク市には、多摩化学工業の子会社があるんですが、そこが研修場所でした。

    行ってびっくりしたのは、周りになにもない砂漠だったこと。コンビニも飲食店もない……おかげで研修に没頭できました(笑)。

    アメリカ研修で得たものは?

    現場の人達の会話は英語になりますので、コミュニケーションにはとても苦労しましたが、直接話を聞くことで、銅メッキ液の製造工程についてよく理解することができました。あっという間の1ヶ月でしたが、今では高純度銅メッキ液の製品知識に関しては誰にも負けない最大の武器になっています。

    今まではあやふやで不安だった知識も、アメリカ研修のおかげで、自信を持つことができましたね。

  • アメリカ研修後は どんなお仕事をしましたか?

    帰国後、私は新規事業開発チームに配属されました。銅メッキ液とコロイダルシリカの営業に専念することになり、意欲的に営業活動を行いました。

    そんな時、私が新人時代に競合相手に契約を取られてしまったお客様から銅メッキ液がショートしてしまうかもしれないという情報を入手しました。その時は、「リベンジのチャンスだ!」と感じ、やる気がみなぎりましたね。

    次は絶対に契約を取ると決意し、十分な資料を揃えてお客様を訪問しました。新人時代とは違い経験やアメリカ研修で得た知識が備わったことで、お客様のご要望に柔軟に対応でき、契約を勝ち取ることができました。

    今後の目標は?

    多摩化学工業に入社して、10年以上経ちました。その歳月は私をプロの営業マンへと成長させてくれたと思います。

    しかし、油断は禁物。同じ失敗を繰り返さないためにも、常に新しい情報を身につけ、お客様に当社の製品を選んでいただけるよう営業スキルを磨いていきたいです。これからも会社に貢献できるように、常にパワーアップし続けることが目標です!

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