• トータルで設備を作ることができる
    それが大きなやりがい

    寺村 裕貴
    YUKI TERAMURA

    平成22年入社
    浜岡工場勤務 プロセス技術開発グループ プロセスエンジニア職

  • 入社の決め手は?

    学生時代は化学工学を専攻し、化学+物理の理論を学びました。これは工場などのラインや設備を作る際に役立つ知識です。なので、就職活動の時はゼネコンやエンジニア系、化学メーカーなどの会社を中心に訪問。内定は大手化学メーカーと多摩化学工業の2社からいただきました。 私は迷うことなく、当社を選びました。その理由は、一人の人間がトータルで設備を作ることができ、また導入した後も設備の経過が見られると聞いたからです。

    大手企業ではそのようなことはできませんし、大きな設備のごく一部分を担当するのみ。それでは面白くないので、多摩化学工業を選びました。

  • 入社後の仕事内容は?

    入社後、川崎研究所、浜岡工場での研修を経て、私は待望のプロセス技術開発グループという設備構築を行う部署に配属されました。最初の仕事は精留塔の改善。今よりも生産性の高い物に改修するのが目的です。

    私は、「学生時代に学んだ理論を駆使するチャンスがやってきた!」と思い、朝から晩までCADで図面を引きました。CADを使ったことは無かったのですが、チャンスを生かしたいと夢中で覚えました。

    精留塔の改善のため、図面第1案を完成させた私は、自信を持って上司に提出しましたが、上司から言われた言葉は、「コストがかかりすぎる!」でした。この上司の一言で私の自信はこっぱみじんに砕かれました(笑)。

    それでも悔しさをバネに、私は精留塔の改善案を第4案まで作りました。何千万円もする設備なので、何年で償却できるかまで試算し、コストをギリギリまで下げました。この案は後に社長にプレゼンし、OKの返事をもらいました。これまでの苦労が報われ、本当に嬉しかったですね。

  • 一番心に残っている仕事は?

    海外のグループ会社で使う設備の構築を行うために長期の海外プロジェクトに参加したことです。あらかじめプランを考えCADで図面を引き、それを現地で実際に確認・修正。現地の人との打合せも頻繁に行います。

    精留塔の改善とは違ってスケールがでかく、何億円もするプロジェクト。やりがいの大きさに身震いしました。

    多摩化学工業の良いところは?

    入社2年目の社員に、海外の大きな仕事を任せてくれる会社はなかなかないと思います。もっとも、設備に関して熟知している上司がサポートしてくれるから思い切ってやれるので、とても恵まれていると思います。

    それに、部署間も仲が良く、わからないことはそれぞれの部署の上司に直接聞く事もできるので、本当に心強いです。

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