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密着!社員の1日【研究開発編】
研究開発
研究開発センターに潜入!
1日に密着
研究開発部門は「技術営業」の役割も担う仕事です。顧客のニーズを直接引き出し、さまざまな要望を実現するには、常に新しい発想と探究心が求められます。だからこそ、毎日が挑戦であり、発見の連続です。日々、実験機器や分析装置を相手に粘り強く、そして柔軟に向き合う姿勢も大切になります。研究開発7年目を迎える、Oさんのリアルな1日を紹介します。
「未知」をカタチにする毎日。
試行錯誤こそが、
研究の醍醐味。
8:30
出社/業務開始
川崎事業所にある研究開発センターに出社します。まずはオフィスでお客様からのメールや社内の連絡事項をチェック。必要に応じて、担当しているプロジェクトの進捗をメンバーと共有します。個人で進める業務もある中、その日のタスクを整理し、優先順位をつける朝の段取りが重要です。
9:10
お客様との定期ミーティング
定期的に行われるお客様とのオンラインミーティングでは、現状の課題、要望などを共有します。提出した試作品について説明したり、フィードバックをもらったりすることも。できるだけ、わかりやすいコミュニケーションを心がけながら、対話を通して「本当に求められているものは何か」に近づいていきます。
Comment
私たちの研究開発では技術営業としての役割が欠かせません。
お客様と開発現場との橋渡しになる大切な時間です。
10:00
ラボで開発に向けた検証実験
ミーティング終了後、早速ラボへ。開発に向けた実験を行います。お客様の課題や要望をベースに研究テーマを立て、仮説を検証していきます。ラボとはいえ、大学時代は見ることがなかった大きなスケールの実験器具や機器を使って、研究開発に没頭する時間です。
Comment
午前中はお客様対応と実験が同時進行になる日もあります。
頭を切り替えながら、効率よく動く柔軟さが求められます。
12:00
昼休憩
研究開発やミーティングを終えて、ほっと一息。お弁当やサンドイッチを囲みながら、ラボ仲間と、さまざまな話をしながら過ごします。研究開発部門のメンバーは20代~30代がほとんど。同世代が多く、話しやすい雰囲気です。
Comment
午後の業務に向けて、他のメンバーと
リラックスした時間を過ごします。
13:00
ラボで後輩の技術指導
まだ経験の浅い後輩の研究開発もサポートします。実験機器の使い方から丁寧にフォローします。新入社員の場合は、既存の製品を使ったスケールダウン実験からスタートし、約3か月で基本操作と分析機器の使い方が習得できるように指導しています。
Comment
後輩が1年で独り立ちできるように、
先輩たちが優しく教えます!
15:00
資料作成と社内外への成果共有
実験がひと段落すると、パソコンに向かっての資料作成が中心になります。開発の進捗や実験結果をまとめて、お客様向け・社内向けなど、用途に応じた資料を作成します。それぞれの読み手に合わせて、見せ方を変える工夫が必要です。
Comment
地味に見える作業ですが、伝え方ひとつで、
研究の意義や成果の伝わり方が
大きく変わります。
資料作りも研究の一部だと感じています。
17:30
退社
装置やサンプルの状態を確認してから退室。研究開発の現場では、安全と精度を保つための後片付けや整理整頓も重要です。なるべく定時にはしっかり仕事を切り上げ、オンとオフをしっかりさせるところも、当社の研究開発スタイルです。
Comment
研究は続いていくもの。一日一日できちんと
切り替えることで、自然と次の発想が
生まれてくる気がします。
Comment
社内でのコミュニケーションは大切。
役立つ情報が飛び込むこともあります。